年間売上約100万円まで低下していた高級バッグブランドECに対し、 商品訴求・回遊導線・ブランド世界観を再整理。 “価値翻訳”を軸にEC全体を再構築しました。
※ 本CASEは、クロコダイルバッグブランド「レザージュエルズ」におけるEC改善事例を元に構成しています。
対象となったのは、長年ものづくりを続けてきた高級バッグブランド。 素材・技術・背景には十分な魅力がある一方で、 ECサイト上ではその価値が十分に翻訳されていない状態でした。
特に高単価商材では、「良い素材」「丁寧な作り」だけでは購入理由になりません。
顧客が知りたいのは、「なぜその価格なのか」「なぜ持つ価値があるのか」という意味です。
このケースで最も重要だったのは、商品そのものを変えることではありませんでした。
変えるべきだったのは、「どの言葉で届けるか」「どの順番で理解してもらうか」「どんな空気感で見せるか」という認知導線です。
クロコダイルという素材は、見せ方を誤ると、“派手な高級感”に寄ってしまいます。
そこで今回は、誇示する高級感ではなく、“静かな価値”として再翻訳する方向へ整理しました。
改善後、EC売上は前年比約300%まで回復しました。
重要だったのは、見た目を整えることではなく、顧客が購入理由を理解できる状態へ再設計したことです。
高単価商材では、値下げよりも、「なぜその商品を持つのか」を丁寧に翻訳することが重要です。